acoogre

感想と日記

7月に観た映画のメモ


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オールドボーイ

めちゃくちゃかっこよかった、後半に行くにつれてどんどんキツくて序盤であっさり敵わかるのにそれ次々に裏切る陰鬱展開がもう韓国映画〜〜って感じでいい。あと単にぐろくて目を覆ってしまうシーンが多くて無理な人は無理かもしれないけど、世界観とかその行動範囲とかリアルさとかが大きく見せすぎてない感じとか、女優さんもすごい可愛いしスーツ着たときのユジテもめちゃめちゃキマってていい


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世界にひとつのプレイブック

会話のかけあいが素敵な映画好き

アルコール煽りながらタンカ切りたいな

あとこれは「主人公がアレだから観て」って勧められて確かにアレでほんとに楽しくて良かったんだけどあとなんで勧められたのって


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『複製された男』

ドゥニめ!!!!!!!!!

ナウシカ的モヤモヤは残るけどわいわい話すのが楽しいのかな、メッセージの方が好きだが、他のドゥニのもみようとおもう



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ドリームガールズ

よくある田舎者の娘たちのサクセスストーリーミュージカル映画という気分で観たらちがくてすごい切ない気持ちに何回もなった。

ミュージカル映画にはわりとハッピーなもの求めてるのかもしれないな〜






流れ星のタトゥー入れたい

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流れ星と生きたい。刻まなくても毎日祈るけど。心臓の裏に彫ってあるから。

エス様の付いてないロザリオ首から下げてる。

歯にブリッジしてローラースケートする女の子になりたい。

明日が来るまで生きたい。

だから見ててよ。




日本語と英語とその思考

 

映画『メッセージ』で「文法は思考方法である」という仮説が参考文献として、また物語自体の読む視点として出てきて、そのことについて改めて考えていた。言葉はそれ自体が歴史であると白川静も書いていたけど、英語文化圏のひとと日本語文化圏の人ではやっぱり作品鑑賞態度などが違う。英語を話す人は英語の世界の考え方でモノを見ているし、日本語の人もそう。

というようなことを、日本人で論じてる人はいないだろうかと探してたら、比較日本語論/柳父章というのに出会った。まだ読み終わってない。タイトルは堅苦しいけれど、とてもフランクでやさしくて読みやすい。

英語を日本語訳するひとの書いた、という時点でおもしろいんだけど、そういう翻訳のときに起きる問題なんかを中心に、リアルに繊細に丁寧に、英語と日本語における文法と思考法の違いはなにかというお話に触れている。

途中に「i am hot.(you are hot.)」という話が出てきて、小学生の頃のことをふと思い出した。

要は日本人が「あつい(さむい、さみしい、すずしい、かなしい、たのしい)」などというとき、そこにワタシやキミという説明はいらない。というのは、それは絶対に発話者の感情や体験だからだ、ということなのだけど(英語は逆。iかyouが必要)

小学生の時、帰国子女の子がいて、そのこがノートに「i love you,and you love me.」と書いていた、ということがあった。

私はその時それを見て、「i love youはわかるけどyou love meは言わないよ、おかしいよ」みたいなことを言った。当時は説明できなかったけど、まさにこれだと思った。(そのこには英語では言うし普通なんだよ、と言われて、そういうもんか、と思った、とこまで覚えてる。)

いまはたいして違和感を覚えないから英語の考え方が少しは私の中にも染みてきているということなんだろうか。

感情や状態はあくまでも「私自身」が体験するものであって、「あなた」に起きていることを私は体験できないし、私の体験した何かを、あなたが体験したように語らせるのも変だ、みたいなことを言えたらよかったけど、当時はうまく言えなかったな。

観た映画のメモ2017上半期


感想をここに書いてなくて観たもののメモ



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『ナイトオブザコメット』

映画の大好きな要素ばっかりで出来てる大好きな映画


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『プレッジ』

ジャックニコルソンほんとに永遠に好きで永遠に悪い大人の代表  悲しい悲しい映画!


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『LUCY』

観る時期によっては面白かったのかなあ


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『モテる男のコロし方』

ガールズトークムービー これも大好きな女の子たちの女の子たち的な要素が多くてベタなんだけどベタにやってていい。女の子たちが普通にいそうな感じもいい。


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トワイライト〜初恋〜

好きな人は好きだと思うけど、私は8回くらい寝かけてやっとの思いで観終わった


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宇宙人ポール

大好き!で声優がセスローゲンだった。道理でね〜〜っていう飽きなくて嫌味じゃない会話と関係のぶち壊し方。ずっと笑ってた


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『ウェイトレス〜おいしい人生のつくり方〜』

これも大好きな映画の要素がありすぎて大好き!お菓子を作るシーンと口の悪くて綺麗でつよい女の出てくる映画


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『恋の渦』

これは観終わった後みんなでこれのごっこをするととても楽しい


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『しあわせのパン』

原作先に読んでボロボロ泣いたしこれでもボロボロ泣いた。エンディングの清志郎矢野顕子も良すぎてまた泣く


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『シェアハウスウィズヴァンパイア』

ゆるくて楽しくてあったかい映画、知能が8くらいになるけど8くらいにするための工夫が抜かりある感じに抜かりなくていい。


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スーパーバッド 童貞ウォーズ

最高


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『50/50』

完全にジョゼフゴードンが好きなだけで観たぞ!


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『スーパー!』

これも最高だしめっちゃ泣いた


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『ディストラクションベイビーズ』

菅田くんが最悪の役を最悪にやってていい。小松菜奈とこの2人は絵になるから美しくていい


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『メッセージ』

とっても面白かった!これもあれこれ話すのが面白い。ジェレミーレナーがホークアイに見える呪いが私にはかかってるのでホークアイだったけど


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ミニオンズ』

こいつらを可愛い可愛い言ってるミーハーが苦手で(TEDとかも同じ)食わず嫌いしてたけど普通に面白かったしウルウルした。かわいい。


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『ペット』

上に同じだけど、ほんとにこのウサギがかわいい。


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『百円の恋』

安藤サクラがすごい。めちゃめちゃに救われた作品。


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『あなたは私のムコになる』

いい映画。邦訳でもったいないような気がする!


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『しあわせはどこにある』

旅行ものも好きな映画要素の1つだけど、これもすごく好きでまた何回も何回も観たい映画。


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美女と野獣

ディズニーアニメーションの美女と野獣が大好きだったけど、それと比べても大好きな映画。現代風に、かつとてもとても丁寧に描かれててなんにも文句がないです。




順番バラバラのメモ!

しかもなんか抜けてそうだけど




『セブン』 デヴィッド・フィンチャー


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めっちゃくちゃきつい!!!!!

めちゃくちゃきついけど良い映画だった。


ブラピの下品なジョークが似合う走りたくなる有り余ってる感じと、慎重すぎるフリーマンの掛け合いもまた痛くて、みていてどんどんたまらなくなるし怖くなる。

ちゃんと見逃さずに観てるか?俺はどこだ?お前はどこだ。とこれまた画面の向こうから直接自分にずっと問われるようで、(フィンチャ〜〜!)

どれだけ最悪の推理をしても先の読めない最悪の小説、でも読み進めるのをやめられないという感じだった。

本当にありとあらゆるパターンを想定できる材料があちこちにわざと散らしてあって、焦る気持ちと、振り回されたくない気持ちとが、対照的なキャラ2人によってうまく昇華されられつつも、やっぱりずっと掌中抜け出せない読み誤り続ける感じも、被せられる。きつい!

映像的に一瞬だけの文字とか多すぎで拾い切れないけど、挙げてる人がいたら知りたい…


観終わった後、変に感傷に浸らせる隙もなく、あっさりと物語が閉じていく感じもまた小説的で、本を閉じて現実に足をついた安心感のようなものもあるし、簡単にお話を開いて終えてしまったことへの少し救い切れない罪悪感みたいなのもある。


物語の天候がかなり作為的だったけど途中からそれも忘れてしまうから、今度また観る時があったら、それとキャラの関係の深度なんかも照らし合わせながら観たいなと思う。

きつかった!けどよかった。



後味の悪い作品ランキング、みたいなのあるけど、あんまりあれをアテにしたことなくて、でもこれも入るのかな?

私は入れない気もするな。



『サムサッカー』 マイク・ミルズ


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柔らかいナイフが気が付かないうちに肉をかき分けて(筋肉や繊維をむしろ傷付けることもなく)ずっと昔に与えられたかゆみに届いてくるような映画!


自然なのにそんな風に触られたかった部分を突かれる言葉がとても多くて、音楽もいい。

エンターテイメントかというとそうではないけれど、どの部分も過剰すぎなく、あざとすぎず、長すぎもしなくて、演出はちょっと足りないくらいで終わって、それだから心の奥のかさぶたにタッチしてくるメッセージについてよく考えられるというか。


20センチュリーウーマン、映画館で見逃してしまったけど、借りようと思う。





『アデル ブルーは熱い色』アブデラティフ・ケシシュ

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女の子たちが会話をしていってすすむ大好きなタイプの映画、だし、ほんとに2人がめちゃくちゃ可愛くて美しいから飽きない。


映画って、ストーリーがキャラを動かすものと、キャラがストーリーを動かすものに別れる気がするけど、(断然後者が好き)

前者で好きなやつあるかなって考えて、やっぱ難しいだろうなってなった。

前者はやっぱり減点方式になってしまう。

ある程度、原作ありきの作品なんかで起きがちな気はするけど、このキャストがぴったりバツグン!ってなったところで、彼らは想定した彼らではないし、ストーリー上で必要な展開のために彼らが言いそうにないことを言わされたり、やりそうにないことをやらされてたりすると、ぐううとなる。

アデルも原作あるみたいだけど、本当に彼女たちが彼女たちなりに交わしている視線や会話や光の1つ1つが綺麗でずっと流してたって構わない。


あと女の子がお行儀悪くご飯を食べたりするシーン(大好き)化粧っ気ないのにデートのときちょっとオシャレする感じ、漠然とさみしくて、肯定したくないけど確信のあるイヤな予感を台無しにすることでしかじぶんを救えない感じ、妙なリアルさが上手くて良かった。




"美術に美しくない美術なんてない"