『リメンバー・ミー』 ディズニーピクサー
字幕で見た。DVDで今度吹き替えを見ようと思う。
魂が浄化される様な映画だった…
ピクサー作品も漏れなく見てきているけど、「カールじいさんの空飛ぶ家 (吹替版)」や「レミーのおいしいレストラン (吹替版)」あたりと並んでくる作品かなと個人的には思う。
年々進化するCG技術には本当にため息が出る。
こどものころに何を考えていたかを思い出すような映画だった。
ゆるす、ということ。
最近観た映画のメモ 2017夏
『エスター』
よくできた映画だった…!スリラ〜
常に嫌な予感と緊張感を抱かさせてくる人の目線のカメラワークがギリギリやり過ぎくらいの度合いで訪れては去る振り回し方をしてくる。そのスパンがどんどん短くなりながらクライマックスに登っていく感じ、隙がなくてお見事という感じで最高だった。
小畑の漫画を読んで(やっと)もう何回目かになるかわからないけど観た!
トムクルーズはえらいし主人公とヒロインが恋愛関係に収束しない作品は私は好きだ。それゆえに最強!な感じ。
漫画も聞いてた通り映画とは全然違うエンディングなんだけど、映画も漫画も好き。
映画は編集がうまくてシリアスなのに笑えるシーンのはさみ方でこの地獄のこと忘れちゃう感じとか、でもそれ挟むことでトムは何回この時間をやったんだろうって思わされたりしてまたえらい。最後のシーンも完璧だなあと何回観ても思う。
『グッバイ・サマー』
ミシェルゴンドリーのPVの映像が好きで彼の実話?を元にした作品?らしくて観た。
少年2人というのも映画のカテゴリとしてとても好きだけど、間違いなくそこにランクインしてくる青春エモエモの映画だった。
人工知能との恋愛、とだけ聞いていて今の時代感を皮肉った作品かと思っていたら全然違って愛のお話だった。
遠距離恋愛とも通ずるというか、声や画面の窓を通して向こう側にいる相手を愛おしく思うこと、その中でまた自分が変化していくこと、なんかがすごくリアルでまたAIも健気でとても可愛らしかった。
今までのAIはビジュアル萌えがあったと思うけど、それを消し去っても愛しいAIが描けるというのもすごい。
『ドクターストレンジ』
映像がかなりバグってて楽しかった!アニメーションじゃないとなかなか観たことないような遊びをCGであれだけ説得力出しながら出来るのは今だからだなあと思う。
他のマーベルヒーローとはまた違ったヒーロー感で、ヒロインとの関係の取り方も新鮮だった。マイティソーでもだけどコスプレ感出てしまう問題を映画の中にメタでぶち込んでして回収しつつより世界観強くしちゃう感じ、マーベル余裕でえらい。
『羊たちの沈黙』
テレビでちらっとやっていて、またちゃんと観ようと思って観た。
たった一言で人間の心を掴んでしまう人物は当たり前だけど怖くて恐ろしくて魅力的で、私もそんな風に手に入れたくなったものをひとこと一筆吐くだけで取り込んでしまえるような人間になりたいなとか思う。
編集でかなりのシーンがカットされてるように感じる映画だけど、語り過ぎない情報の多過ぎない感じがまたより人物の怖い美しさを引き出すのを手伝ってるのかもしれない。
『ダンケルク』
ノーランじゃないって聞いてたけどめちゃめちゃノーランだった。彼の彼なりのリアルの出し方、物語への真面目な向き合い方、映像の構図の作り方、キャスト、それから優しすぎるところ、人間への希望とか。
賛否分かれてるみたいだけど私はとても好きな作品だった。
『ベイビードライバー』
めちゃめちゃ最高の映画。
Siaのchandelierを一時期狂ったように聴いてたんだけど、どうやらそのダンスの振り付けをされてる人がこの映画でも振り付けしてるらしい。
最高の音楽に合わせて車が壊れたり人が死んだりする。ずっとサントラ聴いてたい。
主人公かわいくてかっこいいし、ジェイミーフォックスのクズ感もケヴィンスペイシーのボス感も最高で、他ミュージシャンもおそらくめちゃめちゃ出てるんだけど一回観るだけじゃ全然わからなかったから何回も観たい。
ブルースブラザーズ(大好き)を思い出したし、ブルースブラザーズもだけど爽快なだけでなくてきちんと責任の取り方までうつす映画はすごく好きだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス』
愛〜〜〜〜
キャラ愛が溢れまくってた。1-2までの時間を感じるやり取りだったり、これだけキャラクタがいながらオールスターズ感がなく、ちゃんと一人一人が自分の物語を深めながら映画を振り回している感じが大好き。
今回はたくさんの最高のバディもあって、それぞれがそれぞれの関係の中でしか出てこない自分の面を見せていてそれも最高。
ヨンドゥにぜんぶ持って行かれたけど!!!!!
ずっと観てたいシーンが多すぎる。
『モアナと伝説の海』
とてもRPGゲーム感ある作品だった!
私も記憶をタトゥで身体に刻みたい
あとはアマプラでウォーキングデッド見返したり、ディズニーのファイアボールのシーズン1.2観たりしてる
なんか書き忘れてる気がするけど思いだしたら追加する。
7月に観た映画のメモ
『オールドボーイ』
めちゃくちゃかっこよかった、後半に行くにつれてどんどんキツくて序盤であっさり敵わかるのにそれ次々に裏切る陰鬱展開がもう韓国映画〜〜って感じでいい。あと単にぐろくて目を覆ってしまうシーンが多くて無理な人は無理かもしれないけど、世界観とかその行動範囲とかリアルさとかが大きく見せすぎてない感じとか、女優さんもすごい可愛いしスーツ着たときのユジテもめちゃめちゃキマってていい
会話のかけあいが素敵な映画好き
アルコール煽りながらタンカ切りたいな
あとこれは「主人公がアレだから観て」って勧められて確かにアレでほんとに楽しくて良かったんだけどあとなんで勧められたのって
『複製された男』
ドゥニめ!!!!!!!!!
ナウシカ的モヤモヤは残るけどわいわい話すのが楽しいのかな、メッセージの方が好きだが、他のドゥニのもみようとおもう
『ドリームガールズ』
よくある田舎者の娘たちのサクセスストーリーミュージカル映画という気分で観たらちがくてすごい切ない気持ちに何回もなった。
ミュージカル映画にはわりとハッピーなもの求めてるのかもしれないな〜
流れ星のタトゥー入れたい
流れ星と生きたい。刻まなくても毎日祈るけど。心臓の裏に彫ってあるから。
イエス様の付いてないロザリオ首から下げてる。
歯にブリッジしてローラースケートする女の子になりたい。
明日が来るまで生きたい。
だから見ててよ。
日本語と英語とその思考
映画『メッセージ』で「文法は思考方法である」という仮説が参考文献として、また物語自体の読む視点として出てきて、そのことについて改めて考えていた。言葉はそれ自体が歴史であると白川静も書いていたけど、英語文化圏のひとと日本語文化圏の人ではやっぱり作品鑑賞態度などが違う。英語を話す人は英語の世界の考え方でモノを見ているし、日本語の人もそう。
というようなことを、日本人で論じてる人はいないだろうかと探してたら、比較日本語論/柳父章というのに出会った。まだ読み終わってない。タイトルは堅苦しいけれど、とてもフランクでやさしくて読みやすい。
英語を日本語訳するひとの書いた、という時点でおもしろいんだけど、そういう翻訳のときに起きる問題なんかを中心に、リアルに繊細に丁寧に、英語と日本語における文法と思考法の違いはなにかというお話に触れている。
途中に「i am hot.(you are hot.)」という話が出てきて、小学生の頃のことをふと思い出した。
要は日本人が「あつい(さむい、さみしい、すずしい、かなしい、たのしい)」などというとき、そこにワタシやキミという説明はいらない。というのは、それは絶対に発話者の感情や体験だからだ、ということなのだけど(英語は逆。iかyouが必要)
小学生の時、帰国子女の子がいて、そのこがノートに「i love you,and you love me.」と書いていた、ということがあった。
私はその時それを見て、「i love youはわかるけどyou love meは言わないよ、おかしいよ」みたいなことを言った。当時は説明できなかったけど、まさにこれだと思った。(そのこには英語では言うし普通なんだよ、と言われて、そういうもんか、と思った、とこまで覚えてる。)
いまはたいして違和感を覚えないから英語の考え方が少しは私の中にも染みてきているということなんだろうか。
感情や状態はあくまでも「私自身」が体験するものであって、「あなた」に起きていることを私は体験できないし、私の体験した何かを、あなたが体験したように語らせるのも変だ、みたいなことを言えたらよかったけど、当時はうまく言えなかったな。
観た映画のメモ2017上半期
感想をここに書いてなくて観たもののメモ
『ナイトオブザコメット』
映画の大好きな要素ばっかりで出来てる大好きな映画
『プレッジ』
ジャックニコルソンほんとに永遠に好きで永遠に悪い大人の代表 悲しい悲しい映画!
『LUCY』
観る時期によっては面白かったのかなあ
『モテる男のコロし方』
ガールズトークムービー これも大好きな女の子たちの女の子たち的な要素が多くてベタなんだけどベタにやってていい。女の子たちが普通にいそうな感じもいい。
好きな人は好きだと思うけど、私は8回くらい寝かけてやっとの思いで観終わった
『宇宙人ポール』
大好き!で声優がセスローゲンだった。道理でね〜〜っていう飽きなくて嫌味じゃない会話と関係のぶち壊し方。ずっと笑ってた
『ウェイトレス〜おいしい人生のつくり方〜』
これも大好きな映画の要素がありすぎて大好き!お菓子を作るシーンと口の悪くて綺麗でつよい女の出てくる映画
『恋の渦』
これは観終わった後みんなでこれのごっこをするととても楽しい
『しあわせのパン』
原作先に読んでボロボロ泣いたしこれでもボロボロ泣いた。エンディングの清志郎と矢野顕子も良すぎてまた泣く
『シェアハウスウィズヴァンパイア』
ゆるくて楽しくてあったかい映画、知能が8くらいになるけど8くらいにするための工夫が抜かりある感じに抜かりなくていい。
最高
『50/50』
完全にジョゼフゴードンが好きなだけで観たぞ!
『スーパー!』
これも最高だしめっちゃ泣いた
『ディストラクションベイビーズ』
菅田くんが最悪の役を最悪にやってていい。小松菜奈とこの2人は絵になるから美しくていい
『メッセージ』
とっても面白かった!これもあれこれ話すのが面白い。ジェレミーレナーがホークアイに見える呪いが私にはかかってるのでホークアイだったけど
『ミニオンズ』
こいつらを可愛い可愛い言ってるミーハーが苦手で(TEDとかも同じ)食わず嫌いしてたけど普通に面白かったしウルウルした。かわいい。
『ペット』
上に同じだけど、ほんとにこのウサギがかわいい。
『百円の恋』
安藤サクラがすごい。めちゃめちゃに救われた作品。
『あなたは私のムコになる』
いい映画。邦訳でもったいないような気がする!
『しあわせはどこにある』
旅行ものも好きな映画要素の1つだけど、これもすごく好きでまた何回も何回も観たい映画。
『美女と野獣』
ディズニーアニメーションの美女と野獣が大好きだったけど、それと比べても大好きな映画。現代風に、かつとてもとても丁寧に描かれててなんにも文句がないです。
順番バラバラのメモ!
しかもなんか抜けてそうだけど