最近観た映画のメモ 2017夏
『エスター』
よくできた映画だった…!スリラ〜
常に嫌な予感と緊張感を抱かさせてくる人の目線のカメラワークがギリギリやり過ぎくらいの度合いで訪れては去る振り回し方をしてくる。そのスパンがどんどん短くなりながらクライマックスに登っていく感じ、隙がなくてお見事という感じで最高だった。
小畑の漫画を読んで(やっと)もう何回目かになるかわからないけど観た!
トムクルーズはえらいし主人公とヒロインが恋愛関係に収束しない作品は私は好きだ。それゆえに最強!な感じ。
漫画も聞いてた通り映画とは全然違うエンディングなんだけど、映画も漫画も好き。
映画は編集がうまくてシリアスなのに笑えるシーンのはさみ方でこの地獄のこと忘れちゃう感じとか、でもそれ挟むことでトムは何回この時間をやったんだろうって思わされたりしてまたえらい。最後のシーンも完璧だなあと何回観ても思う。
『グッバイ・サマー』
ミシェルゴンドリーのPVの映像が好きで彼の実話?を元にした作品?らしくて観た。
少年2人というのも映画のカテゴリとしてとても好きだけど、間違いなくそこにランクインしてくる青春エモエモの映画だった。
人工知能との恋愛、とだけ聞いていて今の時代感を皮肉った作品かと思っていたら全然違って愛のお話だった。
遠距離恋愛とも通ずるというか、声や画面の窓を通して向こう側にいる相手を愛おしく思うこと、その中でまた自分が変化していくこと、なんかがすごくリアルでまたAIも健気でとても可愛らしかった。
今までのAIはビジュアル萌えがあったと思うけど、それを消し去っても愛しいAIが描けるというのもすごい。
『ドクターストレンジ』
映像がかなりバグってて楽しかった!アニメーションじゃないとなかなか観たことないような遊びをCGであれだけ説得力出しながら出来るのは今だからだなあと思う。
他のマーベルヒーローとはまた違ったヒーロー感で、ヒロインとの関係の取り方も新鮮だった。マイティソーでもだけどコスプレ感出てしまう問題を映画の中にメタでぶち込んでして回収しつつより世界観強くしちゃう感じ、マーベル余裕でえらい。
『羊たちの沈黙』
テレビでちらっとやっていて、またちゃんと観ようと思って観た。
たった一言で人間の心を掴んでしまう人物は当たり前だけど怖くて恐ろしくて魅力的で、私もそんな風に手に入れたくなったものをひとこと一筆吐くだけで取り込んでしまえるような人間になりたいなとか思う。
編集でかなりのシーンがカットされてるように感じる映画だけど、語り過ぎない情報の多過ぎない感じがまたより人物の怖い美しさを引き出すのを手伝ってるのかもしれない。
『ダンケルク』
ノーランじゃないって聞いてたけどめちゃめちゃノーランだった。彼の彼なりのリアルの出し方、物語への真面目な向き合い方、映像の構図の作り方、キャスト、それから優しすぎるところ、人間への希望とか。
賛否分かれてるみたいだけど私はとても好きな作品だった。
『ベイビードライバー』
めちゃめちゃ最高の映画。
Siaのchandelierを一時期狂ったように聴いてたんだけど、どうやらそのダンスの振り付けをされてる人がこの映画でも振り付けしてるらしい。
最高の音楽に合わせて車が壊れたり人が死んだりする。ずっとサントラ聴いてたい。
主人公かわいくてかっこいいし、ジェイミーフォックスのクズ感もケヴィンスペイシーのボス感も最高で、他ミュージシャンもおそらくめちゃめちゃ出てるんだけど一回観るだけじゃ全然わからなかったから何回も観たい。
ブルースブラザーズ(大好き)を思い出したし、ブルースブラザーズもだけど爽快なだけでなくてきちんと責任の取り方までうつす映画はすごく好きだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス』
愛〜〜〜〜
キャラ愛が溢れまくってた。1-2までの時間を感じるやり取りだったり、これだけキャラクタがいながらオールスターズ感がなく、ちゃんと一人一人が自分の物語を深めながら映画を振り回している感じが大好き。
今回はたくさんの最高のバディもあって、それぞれがそれぞれの関係の中でしか出てこない自分の面を見せていてそれも最高。
ヨンドゥにぜんぶ持って行かれたけど!!!!!
ずっと観てたいシーンが多すぎる。
『モアナと伝説の海』
とてもRPGゲーム感ある作品だった!
私も記憶をタトゥで身体に刻みたい
あとはアマプラでウォーキングデッド見返したり、ディズニーのファイアボールのシーズン1.2観たりしてる
なんか書き忘れてる気がするけど思いだしたら追加する。